65歳から始めたメディアサイト⚡️商標登録、独りでできた!!!(上)

 ふと、商標登録に挑戦しようと思い立ちました。「WordPress」。サイト制作を勉強しながら、その独特の世界観に慣れ始めた頃です。2021年3月からサイト制作に挑んでから、1年余り過ぎていました。

サイト制作から1年余り、新たな挑戦へ

 以前にこのシリーズで何度も書きましたが、サイト制作の専門家には当たり前の言葉でも、初心者にとっては何を意味しているのかさっぱりわからない。異世界が待ち構えています。情報技術(IT)の世界と日常生活者の世界の狭間には「深くて暗い川」が流れているのです。英語の発音を日本語のカタカナに翻訳されて説明されても、そのカタカナの意味がわからないのですから、そりゃ無理です。その訳のわからない世界に挑戦してみたら、予想以上にサイト制作から多くのことを学ぶことができました。

商標登録はいつかやってみたかった

 WordPressの次に商標登録を選んだのも同じです。理由は単純。新技術の実用新案や意匠、商標登録など知的財産権を特許として出願し、取得するって格好良いじゃないですか。

 いつかはやってみたいと考えていました。だって知的財産権ですよ。金銭的な財産は乏しくても、知的財産はあるんだと思えば、なんか胸を張れるじゃないですか。「🎶 ボロは着てても心は錦〜 🎵」

 といっても、実用新案を出願するほどの画期的な技術は創案できない。他人を感激させるデザイン力も無い。残る可能性は商標登録。現在の「From to ZERO」に続いて新たにサイトをもう一つ制作したいと考えていたこともあって、次の新しいサイトの名前となるロゴを商標登録しようと決めました。

Eco*Ten登録をめざすことに

 名称はEco*Ten。サイトの狙いや名称を考案した理由などすでにアップしている「Eco*Ten」の記事で説明しています。以下のアドレスをご参考に一読ください。

Eco*Ten を商標登録 だれもがわかる環境経営の指標をめざします

https://www.gettingtozero.space/ecoten/ecotenfirststepcopyright/

 さて商標登録です。これまで何度も企業の知的財産権に関して取材してきましたが、デジタルサイトの制作と同じで、大枠は理解していても中身を仔細に知っているわけではありません。

特許庁のHPへ

 とにかく特許庁のホームページを開きます。「出願の手続き」のページを見つけ、700ページを超える説明書をダウンロードして読み始めます。特許の「トリセツ」はすべての出願を網羅しているので、説明は膨大な量になりますが、必要なのは「商標登録」だけ。この項目だけをとにかく読みこなそうと腹を括りましたが、理解できない。

 いわゆる「お役所用語」が溢れているというわけではありません。弁理士や特許関連事務所などプロの手助けに頼らなくても、個人で特許を取得できるようにしたいという意図がヒシヒシと感じられるほど、とてもていねいに説明してくれています。出願手続きのフローチャートも詳細に描いてくれています。残念なのは、特許出願シロウトには情報量が多すぎて消化しきれず、瞳孔に映っている情報だけでお腹がいっぱいになる感覚です。

WordPressの経験が活きる

 でも、ここでWordPressの経験が活きます。「頭で理解するな、時間をかけて心で感じろ」。スターウォーズのジュダイの声が聞こえてきました。どうせ1度や2度で読んでも理解できっこない。1週間ぐらいかけて眺めていれば、知らない間に頭の中で整理整頓されている。「とにかくトリセツを眺めていろ」。ジュダイは耳元で囁いてくれます。

 そう観念すると、「オンランインシステムを利用して行う手続き」という項目を発見しました。東京・霞ヶ関を何度も通わなければいけない。こう思い込んでいまいしたから、ラッキー!特許庁へ出願手続きの相談などで通えば、自宅からの交通費や時間がかさみますし、出願しても商標登録を取得できるかどうかもわからない。こちらは商標出願の初心者。時間と金銭の浪費になってしまう可能性の方が断然、高いのですから。しかも商標登録の費用は半端ない。

費用は最低限にしたいので、オンライン手続きで

 どのくらいの費用がかかるのか。まず出願料だけで3400円+区分数×8600円。私の場合はサイトロゴ1個、つまり1区分だけですから、合計13000円。万が一、出願審査が通り、登録成功すると10年間商標登録の権利を保有しようと考えたら、32900円。運良く一気通貫で済んでも、最低45900円かかります。「ヒェ〜」と心が叫んでいます。10年後はもう75歳過ぎ。10年間も不要と考え、5年分だけで諦めれば、32900円は半値近い水準に。弁理士や特許関連事務所にお願いしたら、もっともっと費用はかさむのは確実です。1桁増えるのかもしれません。向こうも商売ですからね。

 もともと収益目的で制作しているサイトじゃありません。費用はできるだけ抑えたい。商標登録の手続きを終えても、登録が完了するまでは半年以上か1年はかかるというじゃありませんか。「時はカネなり」。ゆっくり一歩ずつ進んでも、そう結果は変わりそうもない。割り切りました。

 まして「オンライン上の手続き」が突きつける宿題を一つひとつ乗り越えればゴールが近づくのですから。もう目の前にはオンライン手続きの一択しかありませんでした。パソコンの画面を見ながら、四苦八苦する自分自身の姿がすぐに想像できましたが、すでにWordPressで体験済み。下品な表現ですが費用が抑えられるなら、屁のカッパ、カエルの面にションベン。痛くも痒くもありません。

「J-PlatPlat」は出会いと驚きの世界

 早速、特許庁のサイトを検索したら、すぐに特許情報プラットホーム「J-PlatPlat」にたどり着きました。初めて拝見しましたが、個人で出願・登録する作業をサポートする意欲満々のサイトです。しかし、さきほども説明しましたが、特許庁のサイトはあちらの世界に一度、没入しないと前進できないことも察知できました。とにかく訳もわからず、考えずに飛び込まないと埒が明かないことだけは理解しました。

特許情報プラットフォーム「J-PlatPlat」

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/

 実は何度も何度も特許関連の事務所のサイトを検索しました。費用面を忘れてしまえば、「こちらにお願いしたら、楽だろうなあ」とため息をつきました。でも、せっかくWordPressをなんとか使ってサイトを1人で制作してきたのです。商標登録、特許庁の壁も独りで突破したい。この気持ちが勝りました。

 「J-PlatPlat」はまさに私にとって「不思議な国のアリス」でした。いろいろな”出会い”と驚きの連続。サイト制作とは全く異なる頭脳回路を刺激してくれました。そしてネットや電話で”出会った人”はみなさん、親切。

 次回は65歳を過ぎてから訪ねた「不思議な国のアリス」じゃなくて、「不思議な、でもとても親切な特許庁の旅」を書きます。

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