富岡製糸場の不人気ぶりが問う 世界遺産の価値は観光名所?歴史の語り部?
群馬県富岡市の世界文化遺産、富岡製糸場の不人気ぶりが際立っています。世界文化遺産に登録されてから10年。登録初年度の入場者は1...
半導体のラピダス、大阪・関西万博と同じ道を歩み始めた
日本の半導体産業の復権をかけた日の丸プロジェクト「ラピダス」。日本は2000年代に韓国、台湾に追い抜かれ、今では競争力のカギで...
65歳から始めたメディアサイト制作 遺書代わりと勘違いする人もいます...
長年、新聞記者を務めた後、書籍を出版したり、ブログを始める先輩、後輩がいます。新聞社も会社です。65歳までの会社人生の流れは同...
トヨタがEVを下方修正、今こそ5兆円の利益で攻勢を ハイブリッド成功の...
トヨタ自動車が電気自動車(EV)の計画を下方修正します。2026年に150万台を見込んでいましたが、3割減の100万台に再設...
VW 独の工場閉鎖を検討 EVはスケープゴート 主因は中国への過度な依存
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が独国内工場の閉鎖を検討しています。同社は1937年の創業以来、初めてという国内工場閉鎖...
漏洩250万件が暴く損保の企業倫理「見ざる、聞かざる、言わざる」
大手損保4社が250万件の個人情報を漏洩した事実が明らかになりました。「ゴルファーを愛する人への冒涜ですよ」という名言で知られ...
半導体復権は空回り?製造装置もシェア低下、日本の産業基盤はショート寸前
日本の半導体産業の地盤沈下が止まりません。国も企業も復権に挑んでいますが、足元が覚束なく明日が見えません。1980年代の全盛期...
「赤字でも列車・バスは走る」JR北海道が問う公共交通とは 人口減に合わ...
JR北海道が苦境から抜け出せません。1987年4月の国鉄民営化当初から厳しい経営環境が予想されました。加速する人口減、広大な路...
NISAとは「初心者に投資させながら、学びを求める酷な錬金術」
「経済の新聞記者なら、投資について詳しいですか」。主治医が内視鏡で大腸を検査しながら、ポリープを電気メスで切り取った後、問いかけ...
BMW、昔、身売りを断られてもトヨタと燃料電池で深い仲に、きっとEVでも?
BMWとトヨタ自動車は気合うんでしょうね。共に創業家が経営を支配し、孤高を好む企業体質が共鳴し合っているようです。欧州車がよう...
日本甜菜 脱炭素の航空燃料SAF で北海道に新たな「地産地消」、頑張って!
日本甜菜が甜菜(てんさい)を原料とする製糖工程の副産物を使って航空燃料「SAF」の実用化に取り組んでいます。SAFは現在の航空...
アラン・ドロンとレナウン 古き良き時代を極め、共に今は歴史に
「D’urban c’est l’elegance de l’homme mod...
米不足が問う「トヨタと農業、国民はどちらを選ぶ?」GDPの10%は0・8...
近くのスーパーの店頭に行ったら、米が売っていません。お米の棚はがらん、ガラン。違うスーパーを訪ねたら、お米はありました。「あ、...
自らの知識と感覚を信じ、書き続ける「自遊」を教えてくれた松岡正剛さん
「遊」に出会ったのは、大学生の頃。書店の棚を眺めていたら、えらく豪奢な表紙に飾られた雑誌を見つけました。タイトルは思い切りの良...
「次回は南沙諸島で会おう」29年前の米軍将校の言葉が現実になるのか
「次回は南沙諸島(スプラトリー諸島)で会おう」。軍事演習を終えた米軍将校が笑いながら、多国籍軍の同僚に向かってサヨナラを告げた風...
JR宗谷線名寄→稚内・至福の4時間(上)ワイルドライフ、夢想、そして厳し...
久しぶりに北海道の最北端、稚内を訪れることにしました。この13年間、名寄市のピヤシリスキー場に通い、日本一の雪質を満喫した後は...
青森駅前の新鮮市場 変わらぬ昭和の味と空気が「めぇ!」
コロナ禍も収まってきたので、お墓参りを兼ねて東北を回ってきました。 実家のお墓は縄文遺跡で有名な三内丸山のすぐそばにあります...
キリンとKIRINと麒麟②キリンとアサヒ 殿様はもう野武士と闘わない
アサヒを注文すると「住友の人ですか」 キリンビールがビール市場のシェア60%以上も握っていた時代があったのをご存知でしたか。そ...
イーロン・マスク テスラを人工知能でトランスフォーマー ヒト型ロボッ...
イーロン・マスクが人工知能を使って「究極のクルマ」に突っ走っています。直近の米「TIME」誌9月6日号は特集「Inside E...
「34年ぶり」が映す「時計の針が逆戻りする日本経済」50年前が今、目...
2つの「34年」が目の前に。日経平均が4万円を超え、34年前の過去最高値を更新しました。もう一つは円安。1ドル154円台まで進...
半導体の不思議 経済安保で本来の強さは蘇るのか 89年前の記事が再び「嗤う」
「日米経済政策協議委員会」(経済版2プラス2)が次世代半導体で協力することで合意しました。半導体など最先端技術の開発を加速する...
27年前の軍事演習が蘇る2 見えない敵を追う多国籍軍 陸はトラック、空...
「もう何時間、揺られ続けているのだろうか」。ぼんやりした頭の中で繰り返し反芻するように考え続けます。兵士を輸送するトラックの荷台...
65歳から始めたメディアサイト✌️「デジタル・ジャーナリズムは稼げるか...
読書感想文を続けます。 ネットビジネスは根底から覆される 「デジタル・ジャーナリズムは稼げるか」(ジェフ・ジャービス著、東洋...
秋田の自販機うどんにもインフレの波 1杯350円、値上げは苦いけど味...
秋田市に向かう国道7号線を車で走っていたら、フロントガラスの向こうに爪楊枝を1本差し込んだのような高いビルが視野に入ってきまし...
香港デモの「小さな主語」、カーボンゼロの成長戦略にも大事なキーワード
香港デモ「小さな主語」で語る 最近読んだ「香港デモ 「小さな主語」で語る」(現代人文社 石井大智・編著)からたくさんの刺激を受け...
自動車が消える⑨このままでは半導体の栄枯盛衰と同じ道を辿る
確信はありません。でも、長年共にした取材勘が耳元でささやきます。「このままでは、凋落した半導体と同じ道をなぞってしまう」。自動...
阿佐ヶ谷の屋台、栃木屋から見た風景(その1)近未来の自分を映し出す仮...
居酒屋を舞台にしたコンテンツが人気を集めています。吉田類さんの酒場放浪記、深夜食堂がその代表例でしょう。深夜食堂の店主が「うちは...
テスラ8兆円、トヨタ16億円、桁違いの報酬格差が示す未来へのベクトル
米EV(電気自動車)メーカー、テスラがイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に支払う8兆円を超える報酬が決まりそうです。偶然...
嫌な予感!ダイハツは日野と同じ道を歩む?こんな結末でスズキとの統合が...
速報を見た時、とても嫌な予感がしました。日野自動車と同じ道を歩むのではないか。不正は決して許されません。しかし、会社消滅まで追...
ホンダが消える「プレリュード」が告げる時代とは 変革?懐古?
「あのプレリュードが復活するのか!」「えっ、なんで今、プレリュードなの?」 発表の瞬間、空間が割れる ホンダの三部敏宏社長...
自動車産業が消える③欧州のEV転換延期は朗報か 日本は今こそEV加速を 半...
欧州連合(EU)が電気自動車(EV)政策を条件付きで延期します。2035年には新車すべてをEVに切り替え、エンジンを搭載する新...
南部虎弾さん、笑いは世界を電撃 TokyoShockBoysは地球を回り続ける
今でも鮮明に覚えています。笑って、笑って、笑って・・・お腹が捩れて痛く、目から涙が出るぐらい笑い続けました。 お腹は捩れ、目か...
65歳から始めたメディアサイト⑤ とにかく👆クリック、開けて😵 え、原稿が・...
WordPress。「聞いたことがあるなあ」まるでカラオケの薄暗いブースの中で昭和の歌謡曲を探している気分でした。サイト制作の...
省庁改革「何も足さない 何も引かない」アナクロとアナログを味わうWhiske...
「庁」が増え続けるようです。2021年9月に「デジタル庁」が発足、2023年4月には「こども家庭庁」が誕生するそうです。まだあ...
根室と函館③やきとり弁当の次は、おいしい魚と貝に釣られる
「やきとり弁当」の串刺しにされた豚肉と長ネギでエネルギーを充填。そのままホテルの大浴場へ向かい、長時間の列車の旅でたまった疲れ...
米国を代表するクラフトビール「アンカー」清算 この人気商品でも成功で...
クラフトビール「アンカースチーム」。米サフランシスコへ旅行した人なら、知っているはずです。とてもうまい。サンフランシスコへ出張...
スバル トヨタ系EV車体メーカーへハンドルを切る 水平対向の輝きは伝説に
「トヨタさんとは腹を割って、ひざ詰めの議論ができる強固な関係になった。スバル社内はトヨタさんに信頼される仕事、リスペクトされる...
自動車・不正認証 日本の雇用を守ると言いながら、自ら破壊する悲喜劇
悲喜劇と割り切って冷静に眺めていたら、だんだん不都合な事実が暴かれ、とても笑えない結末を迎えそうです。演目は「型式指定制度の不...
永守さん 後継者は精密モーターと違います 未来を託す緩さが名経営者の条件
日本電産の創業者、永守重信会長が2022年4月21日、最高経営者(CEO)に復帰しました。永守さんはこれまでもトップの座を離れ...
すべてのメディアがジャパネットに そんな日が近づいている
テレビ・新聞を毎日、眺める生活を送り、もう60年間が過ぎました。小学生の頃からです。父親が地元の北海道新聞を読んでも世の中の...
JSR、革新機構・買収を機に業界再編へ 国策でしか守れない?最先端技術の...
フォトレジストといえば、日韓の輸出規制騒動を思い出します。2019年7月、日本政府は安全保障の信頼関係が損なわれたことを理由に...
富良野・北の峰 地価上昇1位 インバウンドの受け入れは大丈夫?
北海道富良野市のスキーリゾート地が住宅地の上昇率で全国トップに躍り出ました。国土交通省が3月26日発表した2024年の公示地価...
退きそうで、退かないカリスマ経営者、それができるのがカリスマの証拠
新聞記者になってうれしかったのは、会いたい人に会えることでした。マスコミは第◯の権力といわれますから自戒は必須ですが、会社の名刺...
公取委はダイハツとスズキの統合を認めるか 軽EVが突き崩す需要の変化がカギ
お正月が近づいたので、好きな日本酒を飲みながら夢想に耽ることにしました。 お題は「公正取引委員会はスズキとダイハツ工業の経営...
衆院選「賃上げで経済成長」の唱和 産業政策の貧困が浮き彫りに
衆院選挙の真っ最中です。週末の日曜日は投開票。先週末の日曜日の参院補選2選挙区では山口で与党が、静岡で野党が勝利しました。1勝...
「ホンダが消える」ソニー提携の次を見透します
残念な会社 パナソニック 優良企業の体力を無駄使い、頭と身体がバラバラ...
多くの人があそこは優良企業と信じているのに、実態は空回りしている会社が少なくありません。パナソニックはその1例です。40年間、...
「クルマはいらない」消費の地殻変動が聞こえる 半導体、サブスク、燃料...
ひたひたと押し寄せる波の響きが聞こえます。消費行動が大きく変わる地殻変動を伝えているようです。数字の上では、まだコロナ禍の影響...
残念な会社パナソニック 家電はなぜダイソンに負けたのか 過信が革新を吸...
英国ダイソンの掃除機を使い続けています。2001年に購入してから、もう20年を超えました。まだ使えます。使用時の騒音が半端ない...
残念な会社 パナソニック 市場創造できない! 背負った看板の重さが挑戦...
パナソニックはあらゆる製品を生産しています。決して過言とは思いません。 昭和の高度経済成長期、盛んな消費をばねにテレビ、洗濯機...
ほぼ実録・産業史 自動車編 will be in the melting pot ⑦ ルソー救済劇...
日進自動車とルソー自動車の提携。1999年に世界第4位の自動車メーカーグループが誕生した。規模は大きいが、内情は経営危機に陥った...