高田屋嘉兵衛、碧血碑 函館がこれからも継承、繋ぐ精神  

 函館山の麓にある護国神社の坂を下ると、高田屋嘉兵衛の像が立っています。司馬遼太郎が小説「菜の花の沖」で描いた江戸末期の豪商です。子供の頃、高田屋嘉兵衛の屋敷跡地だった宝来町近い青柳町で育ちました。父親に連れられて散歩し、この像のそばを通ると「この人は世界を見渡して仕事をした、ホント凄い人なんだよ」といつも呟いていたのを覚えています。

日露の国際事件を解決した豪商

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