北海道新幹線

副首都は「ミニ東京」拡散、地方活性化なら東京、札幌、福岡の3極で日本改造を

 ただ、まだ救いがあります。副首都の選定を原点に返って、大規模災害が発生した際の首都機能の代替を最優先するなら、札幌、福岡の2都市に絞り込むべきです。

 近い将来発生すると予想される南海トラフ地震の場合、西日本を中心に甚大な被害が広がり、名古屋市はもちろん、大阪市が面する大阪湾沿岸にも及ぶ可能性があります。災害の専門家によると、2000年代から名古屋市と大阪市の地殻・地盤は非常に脆弱で、都市インフラに大きな打撃を与えると警告されています。東京圏も被害と無縁とは断言できないでしょう。

 札幌と福岡の2都市に絞って首都機能を移転し、国の予算を投じて地方活性化の効果を目に見える形で創り上げることが副首都構想を最大限に活かすことだと考えます。東京一極集中が東京、札幌、福岡の3極に分かれて日本全土を再創造し、安全安心に、そして潤いのある国民生活を実現する。これこそ令和の「日本列島改造論」ではないでしょうか。

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