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アップルのティム・クックが来日、熊本を訪問(えっホンダと提携交渉?遊び心と荒唐無稽に邪推!

 アップルのCEOであるティム・クックさんが来日しました。同氏はツイッターに「日本に戻り、とてもうれしい。熊本城を訪れ、復興状況を学んだ」と書いています。12月13日付けの日本経済新聞によると、来日の目的は不明だそうです。アップルはクックさんの来日に合わせて日本からの部品調達などを通じて約5年間、1000億ドルを以上を支出したと伝えています。

 ここからは現役の記者なら、こう推測するという勝手な推測です。惚けた笑い話と思ってください。

 熊本県にはホンダの熊本製作所があります。この工場は二輪車のマザーファクトリーで、世界のホンダ工場で生産する二輪車の開発、生産の模範となります。いわば本田宗一郎さんが創業して以来、培ってきた技術と知見の結晶が体現されています。

 クック氏は熊本城だけの訪問で熊本県を離れたのでしょうか。全くなんの情報もありません。日本の部品調達額を発表して日本政府に対しアップルが日本製部品を重視する姿勢を示す意味を”遊び心”を持って推測すると、これから日本製部品をさらに調達するとの意味合いではないかと考えても不思議ではありません。もしクックさんがホンダの熊本製作所を訪れたとしたら、ホンダの生産技術や経営哲学を自分の目で確認したかったということです。

 なにしろ、アップルは部品調達も含めて秘密主義を貫いてきた会社です。iPhoneなどを解体すれば、どんな部品をどのメーカーから調達しているのかがわかるにもかかわらずです。しかも、最近のiPhoneでは日本製部品の調達比率は低下しています。それにもかかわらず、日本製部品の調達について発表しました。不思議です。

 取材現場を離れ、何も情報を持たない場違い筋の立場から眺めると、なにか臭います。「ホンダが消える」シリーズで電気自動車の開発を進めるうえでホンダは同じ電気自動車の開発を表明したソニーと提携したらどうかと提案し、見事に?😜に当たりました。続いて、電気自動車を開発しているが、計画が頓挫しそうな状況に追い込まれているアップルについても、ホンダ・ソニーとの座組みなら、一緒に手を組みやすいはずとさらなる提携を提案しています。

 夏ごろにソニーグループCEOの吉田憲一郎さんが日経新聞でアップルとの提携交渉に含みを持たせるコメントを発言しています。つい最近、ブルンバーグがアップルは電気自動車構想でめざしていた完全自動運転、ハンドル・ペダル無しを断念し、普通の車体プラットフォームを手に入れるため、既存の自動車メーカーと手を組む方向にありそうだとの憶測を流しています。

 諸々を無責任に勝手に邪推すると、「アップルはホンダ・ソニーと手を組むのかなあ〜」という幻想が浮かんできます。果たして、いつもの大ボラで終わるのか、どうか。楽しみです。

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